エアクリーナー

エアクリーナーの目的は、吸気からほこりなどを取り除き、
エンジンにきれいな空気を供給することです。
ただ異物を通さなくすれば良いのであれば、
フィルターを厚くすればよいのですが、
実際には吸気抵抗とのバランスの問題もあります。
社外のエアクリは一般的に吸気抵抗が低く、集塵効果も高いことをウリにしています。

エアクリには大きく分けて純正形状とキノコ型の二つがあります。
私の場合、キノコは見た目がエグいのであまり好きではありません。(笑)
個人的にはキノコ型にすると、途端に

「結構いじってるなぁ。」

という印象が強くなるように思えます。

エアクリを社外品に交換する目的として、
吸気抵抗を減らして吸気効率を上げることがあります。
吸気効率が上がれば、それに合わせて燃調を行う必要があります。
燃調を行ったら、さらにそれに合わせて点火時期も調整。。。
給排気、燃調、点火時期の3つは切り離せない、というのが私の持論です。

が、まぁ実際のところはエアクリ交換、マフラー交換くらいでは
低回転域はECUの学習で理論空燃比前後に制御されます。
全開時や高回転域では学習は行われませんが(AE111の場合しか知りませんが)
純正は元々マージンとして燃調が濃い目に設定されているので、
トラブルが起こることも少ないと思います。
パーツ交換をして、そのメリットが最大限に活かせるか？は別問題ですが。。。
ただし、ECUの学習にも限度がありますから、
あまり大幅に給排気系を変更してしまうと、
エンジン不調になり現車合わせのセッティングが必要になります。

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BLITZ POWER AIR FILTER LM

BLITZの純正交換タイプのエアクリです。
カー用品店で純正品と同じくらいの価格で売っていたので買ってみました。
パワーよりもレスポンスに期待して、というカンジです。
ほとんどノーマルの状態でエアクリのみを交換した形なので、
メリットもデメリットもそれ程無いように思えますが。。。
A/F計で実験を行っていたときも使用していましたが、
エアクリのみの交換では、実際に空燃比の変化もあまりありませんでしたし。

TRD スポーツエアフィルター

TRDのスポーツエアフィルター。
他のメーカーのエアクリに比べてアホみたいに高いです。
定価で1万円くらいします。
一時期奮発して買いましたが、エアクリは消耗品。
さすがに純正品の3倍くらいの価格の物を毎回使い続けるのは
財布に優しくないです。

高回転域では「キュイーン」というカンジの音も聞こえてきました。
純正品に戻したときにレスポンスの悪化を感じたので、性能的には良いのだと思います。
パワーチェックで良い結果が出ていた時もこのエアクリを使っていましたし。
しかし、とにかく価格がネックですね。

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2005.1.1(土)更新

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