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ダート走行会 2002.9.21
日時 |
2002.9.21(土) |
主催者 |
? |
開催場所 |
秘密(笑) |
走行時間 |
不明 |
料金 |
秘密 |
天候 |
晴れ |
路面 |
前日の雨のため、午前は水溜りあり
午後はドライ |
今更ながらのアップですが、思い出しながらいろいろ書いてみます。
この頃、クローズドでの走行に興味を持ち始めたのは以前も書きましたが、
正式(?)なクローズドのデビューはこのダート走行でした。
「またまたマニアックな競技を。。。」と思われるかもしれませんね。
確かにその通りです。(^^;
んで、なぜにダートなのかと言うと、
たまたま知り合いに誘われたから。
そんだけ。(笑)
当日の朝ですが、僕は場所がわからないので、S君(仮名)と打ち合わせして彼の後を付いていくことにしました。
ここでちょっとした(っていうか本人にとってはちょっとじゃない)事件が。。。
途中、2車線ある国道で左車線を法廷速度より遅い速度でノロノロ走る軽自動車が。。。
S君は後ろについてくる僕に気を使って、軽自動車と同じようにノロノロ走っていたのですが(当然、僕も)、
僕の後ろを走っていた赤のスカイラインは痺れを切らし、結構なスピードで右車線から追い越していきました。
そのスカイラインに続いてS君も追い越し。当然、僕も後に続きます。
が、その直後!
道の脇から3名ほどの機動隊員が出現!
3台は道沿いにある建物の駐車場に誘導される。。。
僕はこの瞬間、状況が理解できませんでした。
え〜、冷静に状況を把握してみる。。。
スピード違反の取り締まりだ!
時期は交通安全週間の初日、場所は交通機動隊の駐留所の前。
思いっきり捕まる要素がそろってるではありませんか!
マジかよ。。。
激しく動揺する僕に対して機動隊員が窓越しに話しかけてくる。
「君はセーフ。行っていいよ。」
。。。あれっ?
またまた状況が理解できません。
とりあえず、
「前の車が知り合いなので、ここで待たせてもらって良いですか?」
とお願いし、S君の手続きが終わるまで待つことに。
状況を整理すると。。。
スカイライン、S君、オレの3台がノロノロ軽自動車を追い越したワケですが、
絶妙のタイミングでオレだけがセーフだったらしい。
スカイラインは確か20km/hオーバー、S君は15km/hオーバー、
オレはギリギリセーフ。
あぁ、何という幸運!
でも説教はしっかり受けました。
機動隊員:「今回はたまたま15km/hオーバーの車だけを捕まえていただけで、
君も本当はスピードオーバーしてるんだからね。
大体、交通安全週間の初日で、この場所だよ?
地元の人ならこの場所では絶対にスピードは出さないよ。」
いやはや、まさしくその通りです。すんません。m(_ _)m ってカンジでした。
S君も「いや〜、僕はちょっと痛いですけど、レビさんまで捕まらなくて良かったですよぉ。
あれでレビさんまで捕まったら僕が責任感じちゃいますからね。」というようなコトを言ってました。
いやはや、全くその通り。S君には申し訳ないが、コトが複雑にならなくて良かった。
S君を待つ間、機動隊員の仕事振りを見学してましたが、結構な台数を捕まえてましたね。
大体3分に1台くらい。
大抵は県外ナンバーなんですが、バイクも多かったですね。
んで、今回の教訓。
「知らない道では法廷速度+10km/h以上出さない方が無難だよ。」
やっぱり車の流れを不用意に乱すモンじゃないですね。
高速道路だって「何か急に流れが遅くなったなぁ。」と思ったらオービスが有ったりするし。
ダートに話を戻します。
さて、まずはダートの特徴をまとめておきましょう。
ただし、コレは僕が参加した走行会がたまたまこういう形式なだけで、
どの走行会にも当てはまるワケではありません。
メリット
・1台づつ走れるので、他の車両とのクラッシュの心配がない。
・車の限界が低いので、低い速度領域でも滑りをコントロールする練習ができる。
デメリット
・悪路のため車両への負担はかなり大きい。
・車高の低い車両は走れない。
・ちゃんと走ろうと思ったらダート用のタイヤや足が必要。
その他の特徴
・タイム計測などは一切ない。
・コースが決められていない。(自分の走りたい場所をグルグル走り回る。)
・ダート専用車を所有している人が多い。
・サーキットやジムカーナに比べればマイナーな競技である。(笑)
まぁこんなカンジですかね。
クローズドデビューでは「他の車両とのクラッシュの危険がない。」という点がポイントですね。
まずはダートで
「車は滑るモノだ。」ということを実感するのも狙いでした。
いきなりサーキットで滑ってクラッシュ。。。というのも恐いですしね。
あっ、今回は自分の車では走りませんでした。
この時はまだボメックスのエアロでしたし、例えノーマルバンパーだったとしても
ちょっと走れそうにない状態でしたし。
というワケで僕の練習は他の方の車を貸していただきました。
車を貸していただいた方々、ありがとうございました。m(_ _)m
さて、実際の走行についてですが、現地に到着するやいなや、
とある方(A氏としましょう。)から
「乗れや。」(←同乗ね。)との誘いを受けました。
これからデビューの僕にベテランの走りを見せてあげよう、ということだったんでしょう。
車両はランエボ。
。。。
熱い洗礼を受けました。(爆)
声にならない悲鳴が。。。
生きながらにして三途の川が見れました。(笑)
窓の外は横向きに流れる景色。。。
場所によっては、漬物石みたいなのがゴロゴロ。。。
まさしくWRCの世界のようです。
助手席もフルバケだったんで、「ケツいて〜!」状態でした。
すっかりビビッてしまい、心の中では「こんなトコ走れね〜よ!」というカンジ。
話はそれますが、知り合いの知り合い(結局は他人だな。。。)が新しく車を買いたいというワケで
ランエボに興味を示していたそうですが、
このダートで同乗体験をした後は、「オレにはこの車は乗りこなせねぇ!」と判断し、
「どの車を選べば運転がうまくなりますかねぇ?」と言っていたそうです。
自分もそうなんですが、免許取立ての学生がハイパワーで、まして4WDなんて乗りこなせるワケないんだから、
始めはパワーのない小さい車で十分。
維持費も違うし、パワーある車で事故ったらダメージもデカいしね。
車は高性能なのにタイムは激遅なんてカッコ悪いし。
走らないんだったら、自分の好きな車を選ぶのも良いんですけどね。
さて、自分の走行についてです。
恐いと言っても走らずに帰るワケにもいかないので、意を決して走ることにしました。
漢には走らねばならん時があるのだ。止めてくれるな。。。(誰に言ってるんだ?)
借りた車は某氏(B氏としましょう)のファミリア 4WD 1600ccターボでダート専用の練習車。
。。。
情けないほどアクセル踏めません。
多分、ハタから見たら「あの車、故障してるのか?」っていうくらいノロノロ走ってたと思います。
とにかく恐い!
まぁ、あとは他の人の車だから。。。というのもあるんですけどね。(言い訳)
半クラの位置、ペダルの位置、レブリミット、アクセルの踏み具合、シフト操作、ブレーキ。。。
当たり前ですが、全てのことが自分の車とは違います。
あと印象に残ったのが、とにかくメーター類を見る余裕がなかったですね。
路面の凸凹を見るのに必死になってる状態だったんで、
今エンジンが何回転なのかが全然把握できませんでした。
スピードメーターも同様ですね。
あとは某FR車にも乗る機会があったのですが、これは「う〜ん、FRだなぁ。」というカンジでした。
リアが滑ります。そのまんまだな。(笑)
コーナーを抜けた後、アクセルを開けて加速に移ろうとすると、とたんにリアが滑るんです。
どうやら足回りのセッティングの問題のようでした。
リアが滑ると、人間って本当的にカウンターをあてるようですね。
自分も無意識にあてていました。
ただ、問題はリアのグリップが回復したのを感じ取ることがヘタなので、
グリップが回復した瞬間に車はステアリングを切っている方向にすっ飛びます。
そこで今度は逆の方向にステアリングを切るワケですが、これがいわゆるタコ踊りですね。(笑)
うまい人は、この左右への揺れを最小限まで抑えることができる
(というかタイミングばっちりで振られない)のですが、
ヘタな人は揺れが増幅するんですよね。。。
限界まで揺れが増すとスピンになります。
要はシートから伝わってくるヨーイングを感じ取って的確に車を操作することが大切なんですね。
終わりの方はワザとリアを滑らせて楽しんでみたりしました。
さて、今回のまとめを。
ダートの特長については先に上げた通りなんですが、やはり自分の練習車がないとキツイですね。
コースは広いんで、よほどのことがない限りクラッシュはないのですが、
他の人の車で走るのは、やはり申し訳ないです。
悪路なんで、車の傷みは激しいでしょうし。。。
他人の車でトラブルが起きたときも、責任が取れるかどうかという問題があります。
本気で走るならダート専用車を用意した方が良いような気がしました。
公道を走らないのであれば、ナンバーも車検も法定費用も必要ありませんしね。
ただ、整備費用や駐車場代はかかりますが。。。
面白くて練習になる競技ではありますが、やはり自分の車で走りたいという思いがあります。
以上、ダート走行会の報告でした。
練習に使わせていただいたファミリア。午前中は水溜りがあったので、泥水でこんなに汚れました。
砂埃がモクモク。
お〜い、ドコ向いてんだ?落っこちるぞ!(注)真ん中は池です。
オーバーヒート気味のラジエーターに水をかけて強引に冷やしている図。
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2005.1.2(日)更新
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