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日光サーキット走行会 2003.1.11


日時 2003.1.11(土)
主催者 ?
開催場所 日光サーキット
走行時間 8:30〜16:00
走り放題形式
クラス分け なし
料金 20000円
天候 晴れ
路面 凍結&ウェット → ドライ

主な車両の状態
タイヤ GOODYEAR DUCARO REVSPEC 195/55/R15 2分山

YOKOHAMA ADVAN NEOVA 195/55/R15 新品
ブレーキパッド フロント:プロジェクトμ TYPE NR
 リア :ENDLESS TYPE NA-R
ノーマル
ABS ON

ベストラップ
順走 50"981



日光サーキットのコース

さて、2ヶ月以上前の走行会を思い出しながら書きます。(爆)

走行会は1月だったのですが、本来ならばこの時期にサーキットなんて走ってる場合ではなかったんですよね。(笑)
卒研審査を1ヵ月後に控えている状態で、実際に来る日も来る日も実験に明け暮れていました。
そんな状況でも男には走らなければならない時があるのだ。。。
止めてくれるな、おっかさん。(謎)
というワケのわからん事を口走ってしまう程、追い詰められた状態で参加した走行会でした。

さて、話をサーキットに戻しましょう。
まず今回の目標は
@49秒台を出す。(レブスペックで)
AS/Sの特性を理解する。
B残り溝がわずかなレブスペックを使い切ってネオバに履き替える。
ということを考えていました。

さて、路面の状態。。。最悪でした。(爆)
前日の雨&寒さで路面は凍結してるは、水溜りはあるわ、という状態でした。
路面の凍結の程度は?と聞かれたら、一般道でドブに突っ込んでる車がいたくらいです。(マジ)
路面を乾かすのは他の人に任せて、しばらく様子を見ていようと思ったのですが、
走り放題形式でそれはもったいないと思い、とりあえず走ってみることにしました。
もちろん、サーキットデビューでの苦い経験を活かして慎重に、ですけどね。
しかし、2,3周走ったところでコーナリング中にエンストしてしまい、
しばらくエンジンがかからないというトラブルが発生してしまいました。
後続車もいるし大変危険な状況なので、速やかにピットに戻りました。
(少し待つとエンジンはかかるようになった。)
で、とりあえずエンジンルームをチェックしてみたのですが、
特に異常は見当たらなかったので、「たまたまかな?」と判断し、再びコースに出ました。
しかし。。。
やはりコーナリング中にエンストしてしまうんです。
結局コースから出たり入ったりを4回くらい繰り返した後、走行を断念しました。
エンジン不調の車ではとても全開走行できないですし、
それ以前に他の車とのクラッシュの可能性もあり、危険なんです。
エンジンが止まるとパワステもブレーキのアシストもなくなりますし。
実際、コーナリング中にエンストして、「コース上で止まってしまうのはマズい。」と判断し、
車が動いているうちに自分からコースアウトしたこともありますし。
走行断念までの時間はだいたい1時間くらいでしたね。
泣きそうでした。(苦笑)
実際には口に出しませんでしたが、
「もう帰りますので、走行会費を返してください。」
って言いたいくらいの気分でしたね。
もちろん、そんな事が許されるワケはないんですよ。
でも、それくらい言ってしまいたいくらいの気分だったんです。。。


自分の知識ではトラブルを解決できなかったので、
同じ走行会に参加していた某ドラテク系サイトの管理人様(Aさんとしましょう。)にも相談しました。
どうやら特定の右コーナーでエンストが起きることより、
ある一定の横Gがかかったときに(エンジンが傾いたりして)
何かの配線が引っ張られ、接触不良を起こしているのではないか?
という推測がされました。
さすが、経験豊富な方は推測も鋭いです。
実際、この推測が正解でした。
しかし問題はその接触不良の配線を特定することがだったんです。
見た目では特に異常は見つけられないんですから。
そこで、神に祈るような気持ちで某AE系サイトの管理人様(Bさんとしましょう。)に電話してみることに。
「VTCかな?」
Bさんの答えでした。
私は「今はVTCは取り外して純正のVVT制御の状態なので、それはないと思うんですけど。。。」
というような答えをしました。
そのときはVTCの本体は故障のため修理に出しており、配線は純正のVVTに繋ぎ換えた状態でした。
その後、Bさんのアドバイスの通り、一通りのチェックをしてみましたが、特に怪しいところは見当たらず。。。
今回の走行会がムダになるだけならまだマシなのですが、
ここでこの問題を解決しないと今後も安心して走れない
(街乗りもスポーツ走行も)ことになるので、とても不安でした。
八方塞がりになり、凹んでいると、なんとBさんが直接様子を見に来てくれると言ってくれたんです。
あぁ、ありがとうございます!わざわざスミマセン。。。
でももう他に頼る方がいないんです。
以前街乗りで同じエンストの症状が出たんですけど、
ディーラーでも原因は特定できなかったですし。。。
Bさんが到着するまで車の中で泣き寝入りでした。(苦笑)
走れなくて悔しいのと連日の実験の疲れが貯まっていたせいですね。
速い人に同乗させてもらって、少しでも勉強しようとも思ったのですが、
こんな状況ではそんな前向きな考え方はできませんでした。


昼頃。。。Bさんが到着。
すぐさま車をチェックしてもらう。
そこで即、Bさんが注目した物。
VTCのエレクトロタップ
開いてみると、ありましたよ。接触不良。
原因はこれでした。
ちょっと詳しい人なら
「エンジンルームから電子部品の信号をエレクトロタップで取る」
という方法がいかに非常識なことかわかると思います。
しかも配線に遊びを持たせずにタワーバーに固定。
VTCは前のオーナーが取り付けたものだったのですが、
以前にも一度配線のトラブルがありました。
んで近所のオートバックスで新品の配線を引きなおしてもらったのですが、
これがさらなるトラブルの原因になるとは。。。
オートバックスの作業にも自分の無知さも呆れましたね。
さらにこの後、オートバックスとのやりとりで私が怒り狂ったのは知る人ぞ知る話ですが。

Bさんに応急処置を施してもらい、とりあえずコースに出て様子を見ることに。
エンストは見事に治まりました!
これで全開で走れます。
といっても自分のスピード感覚を慣らさないといけないんで、
タイヤのグリップを探りながら徐々にペースを上げていきました。
2ヶ月ぶりのサーキット走行ですからね。
3周や4周で自分のベストラップを出すことなんてできません。
特に実感したのが、例えば自己ベストが出たときに、90km/hで曲がっていたコーナーでも、
自分のスピード感覚が慣れていないと80km/hでも恐いと感じてしまうコトでしたね。
初サーキットでの失敗もあったことですし、ムリをしないで徐々にペースを上げていきました。
そして大体10周くらい走ったところで、電光掲示板で50'981のタイムを確認できました。
順走の走行時間も残り少ないし、前回のタイムも更新しなければ。。。
気持ちに焦りが生じたのでしょうね。
さらにペースアップして走り始めたところ、8コーナーでリアが出てしまいました。
なんとか立て直そうとも思ったのですが、スピードも乗ってるしヘタにタコっても危ない。
進行方向に対して車体が90°回ったところでケツからコースアウトさせました。
フロントから突っ込むとダメージがデカくなりますし。
特にどこかをぶつけるということもなく安全にスピン&コースアウトできたワケですが、
コースに復帰しようとしたところ、明らかに車の挙動がおかしい。。。
またしてもリム落ちか?
左ウインカーを出しながらアウト側を走って、ピットに戻ることに。
車から降りてタイヤを確認すると助手席側の前後ともタイヤがリム落ちしてました。
しかもタイヤは剥離してしまって、コースアウトの際の砂まみれでした。
ミゾはまだ1分山くらい残っていたのですが、ついでなんでネオバに履き替えることに。
ネオバは純正ホイールに履かせて持ってきてましたので。
んで、タイヤ交換をしていると、順走の走行時間が終わってしまいました。。。
走り放題なのに、結局10分くらいしか全開で走れなかった。。。
しかも前回のタイムも更新できなかったし。。。


さて、話は逆走に移ります。
あれこれ考えるのは後にして、新ネオバで逆走を思いっきり走ることにしました。
走り放題形式ということで、順走はコース上の台数も多かったのですが、
逆走になると少なくなりましたし。
もちろん、全くの新品タイヤということで始めの何週かは少し慣らしをしました。
タイム計測はなかったので、タイムはわかりません。
とにかく感覚を掴むことに重点を置いて走りました。
その時の感想はタイヤのページに書いておきましたので、読んでやってください。

というワケで、今回はドライビングの面では非常に残念な走行会となってしまいました。
そこでまとめとしては、自分が特に感じたことを挙げておきますね。

・不安要素は極力なくしてから走れ!
まぁ当然ですね。
車両に不安な部分があるのに全開で走ったら危険です。
精神衛生上も良くないですし。

・自分が施したチューニングには自分で責任を取れ!
「パーツを取り付けたら、ハイお終い♪」じゃないんですよね。
今回は周囲の方々に助けてもらえたので良かったのですが、
本来は自分の車のドコがチューニングしてあって、どういう配線がしてあって、
ドコが怪しいとか把握できていなければならないはずですよね。
自分一人でトラブルに対処できることが望ましいです。
自分の手で行ったチューニングならなおさらです。
店で取り付けたものならば、店に文句を言えるんでしょうが、
持ち込みで取り付けたパーツなんかは、ちょっと文句も言いにくいですしね。
要は自己責任っつ〜コトです。
自分が付けたいって思って後から付けたものですし。


・本当にチューニングが必要か?
コレは賛否両論あると思いますが、今回の私の本音を言ってしまうと、
こんなトラブルに巻き込まれるくらいだったらフルノーマルの方が良かったかも。
ってコトです。
まぁココでいうチューニングというのは、パワーを上げるためのことですけどね。
VTCとかVVTCを取り付けて自己ベストが0.2秒上がったとして、
それはそれで良いことかもしれませんが、人によってはちょっと趣旨が違う気もしますし。
しかも今回のように余計なトラブルを生じてしまったり。。。
もちろん、きちんと取り付けられていれば有効なアイテムなんですけどね。
高い走行会費を払って走行会に参加しているのに、走りに集中できないなんて残念です。
また話が戻ってしまうのですが、そういう意味では自分の手できちんと取り付けられて、
トラブルにも対応できる人でなければ、こういうアイテムは使いこなせないような気がします。
燃調コントローラーだってセッティングしてなんぼのモンですからね。
買ってお店で取り付けました。
配線はどうなってるかわかりません。
セッティングの仕方もわかりません。
なんてコトではお金もかかりますし、ちょっと情けないです。
余計なトラブルを避けるためには、余計なチューニングはしない、
もしくは自分で勉強してパーツや車体の仕組みを理解して把握しておく、ということが重要だと思いました。

でもまぁ、たった10分くらいの走行で前回のベストラップに近いタイムが出たという点は良かったですね。
次回の走行会は万全の体勢で望みたいと思います。
タイヤも換えたことですし、タイムを伸ばしたいですね。


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2005.1.2(日)更新

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