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筑波サーキット1000走行会
日時 |
2004.3.12(金) |
主催者 |
茨城大学自動車部 |
開催場所 |
TC1000 |
走行時間 |
9:00〜15:40
20分×3セッション |
クラス分け |
2輪
4輪 サーキット未経験者
4輪 初級
4輪 中級
4輪 上級
*サーキット未経験者クラスで参加 |
料金 |
14000円 |
天候 |
曇り |
路面 |
ドライ
|
主な車両の状態 |
タイヤ |
RE-01 195/55/R15 3分山
NEOVA 195/55/R15 4分山
FM901 195/55/R15 4分山
使い分け |
足周り |
ショック
GABスーパー 減衰力2/4 (フロント)
BUZZ SPEC 減衰力3/8 (リア)
スプリング
TRDローハイト(前後とも) |
ブレーキパッド |
フロント:プロジェクトμ HC
リア :ENDLESS ENDLESS TYPE CC-S
|
エンジン関係 |
ほぼノーマル
(プラグ、プラグコードくらい) |
ABS |
ON |
ベストラップ |
1セッション |
48"583 |
2セッション |
47"996 |
3セッション |
47"270 |
4セッション |
45"892 |
TC1000の図
参加のきっかけ
一年近いブランクを経てのサーキット走行再開でした。
今回の走行会は、茨城大学の自動車部の友人に
声をかけてもらったことがきっかけでした。
今までのサーキット走行は全て日光でしたが、
今回の走行会は平日で、参加費も安い、
家から近いというメリットもありましたし。
サーキット未経験者というクラスについては、
人数合わせのためだと思います。
第一セッション
久々のサーキット走行、しかも初めてのコースという事で、様子見でした。
タイヤは前輪がネオバ、後輪がRE-01。
本当にサーキット初体験という人が多く、
すし詰め状態でかなり走りにくかったです。
台数も11台と多めでしたし、クリアラップもほとんど取れませんでした。
第二セッション
第一セッションの手ごたえから、
「クリアラップが取れないのにネオバを履くのはもったいない」
と判断し、前輪に街乗り用のFM901を履かせました。
このタイヤ、すでにヒビ割れが入っており、
早めに使い切りたかったんですよね。
まともなグリップはしないだろうな、と予測していましたが、
高速コーナーなど、緩やかなGのかかり方のコーナーでは
そこそこグリップしてくれました。
しかし、ヘアピンなど急激にステアリングを切り込むタイプのコーナーでは
結構厳しいものがありました。
ちなみに、このセッション。
9周目に私の前を走っていた車が突然ドレンボルトを欠落させ、
エンジンオイルをコース内に垂れ流し状態でした。
Cコーナーのライン上に突如巨大なオイルの水溜りが出現し、
乗った瞬間に一気に270°ほど車体が回転しました。
早い話がスピンですね。
あまりに見事な滑りっぷりだったので
一瞬、何が起こったのか理解できませんでした。(笑)
オイルをこぼした車両は
その状態のままコースを半周くらい走ってしまったため、
路面のオイル除去作業に30分くらいかかってました。
第三セッション
初サーキットの方々が慣れてきたためか、
徐々にクリアラップが取れるようになりました。
そのため、タイヤは前輪をFM901からネオバに変更。
しかしタイムを伸ばそうとすると、原因不明のアンダーが発生して、かなり苦戦しました。
ネオバでこんなにアンダーがでるなんて、
オレ、相当ヘタくそ?
と思っていましたね。
結局、第四セッションの準備をしていたときに気が付いたことですが、
空気圧をチェックするのを忘れていました。
ネオバは長い間室内に保管してましたから、
空気圧は1.4kしかなかったです。(笑)
第四セッション
それまでのセッションでまともなタイムが出ていなかったので、結構悩みました。
45秒台には入らないとマズイよね。。。みたいな。
私の基本的な走りのスタイルとしては、
コーナー手前では十分に減速し、
少し加速しながらコーナーを曲がるというカンジです。
加速しながらコーナーを曲がるというのは
失敗するとアンダーになってしまいますが、
基本的には後輪に荷重がかかるので、
スピンして車を傷つけてしまう危険が少ないです。
ただ、ヘアピンコーナーでは同じ事をしていては、うまくいきません。
そこでタイヤは前輪をRE-01、後輪をネオバにしました。
RE-01は溝が減ってもグリップの衰えは少ないですし、
ネオバは滑り出しの感覚がつかみ易いです。
結果的にタイムも大幅に伸びました。
日光サーキットとの違い
今までは日光しか走った事がありませんでしたが、
今回TC1000を走ったことにより、いろいろな発見がありました。
まず、TC1000は日光に比べてコースの幅も広いし、
縁石も低いし、エスケープゾーンも広いです。
複合コーナーや、ステアリングを切りながらのブレーキングが必要なポイントも
日光ほどイヤらしくはありません。
安全で走りやすいサーキットですね。
走りのまとめ
私は今まで少し何か勘違いしていたかもしれません。
速く走るためには、丁寧でゆとりのある操作をし、
車の挙動を安定させなければならないと思っていました。
ただ、これってある程度の上級者や操作がラフな人が心がけるべきことかもしれませんね。
私みたいに初心者で、車をぶつけることを過剰に怖がっている人は、
むしろ逆のことを考えた方が良いかもしれません。
というのも、車の挙動を安定させようとすると、
根本的に車速を落とし過ぎてしまうからです。
やっぱある程度のレベルまでは、多少はラフでも良いから
少しでも長い時間アクセルをベタっと床まで踏みつけて、
ブレーキを遅らせた方がタイムを伸ばせるかもしれません。
とにかく怖いと感じるスピードでコーナーへ突っ込む。
コーナリング中に挙動が乱れたら、臨機応変に修正操作を加える。
立て直せなくてスピンしても仕方ないか。みたいな。
ある程度慣れてくると、自分で速度の壁のような作ってしまいますからね。
その壁を打ち破るためには、
とにかくオーバースピードで突っ込んでみることです。
結構、
「あれっ?無理だと思ったけど普通に曲がれちゃったよ。」
みたいなこともあります。
今回もオイルで滑ったとき以外はスピンしなかったので、
まだまだ攻め込んでタイムを詰める隙は十分にありそうです。
日光はコースとエスケープゾーンに高低差があり、
落ちるとバンパーなどを割る危険があり、
どうしても無茶しにくい面がありますが、
その点、TC1000は比較的安全です。
やっぱ今の段階では、多少車体がギクシャク揺れても、
ケツがすべってタコっても、H&Tが雑になっても
それでタイムが上がる可能性があるのなら、
怖がらずにいろいろ試すのが有効だと思いました。
キレイなだけの走りじゃ、速くは走れません。
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2005.1.3(月)更新
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