プラグコード

プラグコードは消耗品と考えた方が良さそうです。
経年劣化で端子部が電食され接触不良を起こしたり、
被覆がきちんと絶縁しなくなり、リークすることもあります。
また正規の位置を掴まずに抜き差し作業してしまうと、
断線などのトラブルの原因になります。
通電しなくなるだけならエンジンが止まるだけで済みますが、
他の金属部品にリークしてしまうと、
車両火災や他の部品の故障の原因にもなるので注意が必要です。

当然、プラグコードは被覆で絶縁されていますが、
劣化するとこの絶縁が甘くなります。
従ってリークの危険性を避けるために、
コード同士はなるべく交差させないようにした方が良いと思います。
後は無理なテンションをかけず、ボルトなどの金属部とも極力接触させない注意も必要です。
例を挙げるならば、一般的には空気は電気を通さないと認知されていますが、
雷や静電気などを考えると、通電していることになりますし。
そういう意味では被覆も完璧な絶縁体ではないかもしれません。

NGK パワーケーブル

NGKのパワーケーブル。
火花エネルギー130%らしいです。
ヤフオクで新品、送料込み10,100円でした。
以前使用していたスプリットファイアのプラグコードが接触不良を起こしたため、
これに買い換えました。
純正のプラグコードに比べると、多少トルクが増したように感じます。

見た目は。。。
純正並に細いです。
プラグカバーも閉まります。

SPRIT FIRE ツインコアシリコンプラグコード

スプリットファイアのツインコアシリコンプラグコード。
純正品に比べケーブル内の電気抵抗を約92%低減することにより、
最大約15倍の電力供給を実現している。。。らしい。

前のオーナーが取り付けたもので、
納車したときから装着されていました。
なので、純正のプラグコードとの性能比較は不明です。

ちなみに、このプラグコードは純正のプラグコードよりも太いため、
純正のプラグカバーが閉まりません。
強引に押さえつければ閉まるかもしれませんが、
怖いのでそれはやりませんでした。

取り外した理由

1.不具合が生じたため

劣化のせいか、扱い方が悪かったせいか不明ですが、不具合が生じました。
アイドリングが不安定になり、低回転域で息継ぎを生じ、
まともに加速しないなどの症状が発生しました。
排気音もおかしかったです。

試しにプラグコードを抜いて火花を確認しましたが、
火花は一定間隔で飛んでいませんでした。
そこで応急的に他の人のプラグコードを借りて試運転したところ、
症状が治まったので、プラグコードの破損と断定し、取り外すことにしました。

ちなみに、プラグをエンジン側に刺したままで
コードを抜いてセルを回しても火花は飛びます。
プラグコードの先端で、ですが。(あまりよろしいことではありません。)
体験上、この状態でプラグコードを掴むと感電しますので、注意してください。
そんなことをする人はいませんか。(笑)

このプラグコードは前のオーナーが取り付けたものなので、
正確な使用期間は不明ですが、
大体3年、6万kmくらい使用していました。
寿命に近づいていたのかもしれません。

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2005.1.3(月)更新

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