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日記 2005年7月
7/4(月)
思いっきり日記をサボリまくっているワケですが。
ネタはそこそこにあるのですが、文章にする時間が無いというのが実情ですね。
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朝起きて会社に行く準備をしているときのことです。
コンタクトレンズを目に入れると、目に猛烈な違和感が生じました。
ゴロゴロとした異物感。
不審に思ってコンタクトレンズを外して確認すると、
そこには有り得ない光景が。
レンズが欠けているんです。
一口食べたドラ焼きのように。
こんな欠け方、有り得ねぇ。。。
今月は新入社員にも
雀の涙ほどのボーナスが支給されるはずですが、
これで使い道が決定されてしまいましたね。
トホホ。。。
7/12(火)
日記をあまり書かなくなったのは時間が無いからというのもありますが、
実はあまり身の回りのことを事細やかに書くと
企業秘密に関することまで書いてしまいそうで怖いという面があります。
難しい問題ですね。
僕が配属された部署は免疫反応系を主軸とした開発部門なのですが、
今はとある遺伝子のPCRやらクローニングなどを行っています。
(開発というよりは研究本部がやるべき仕事なのですが。。。)
何だかんだ言っても化けを専門に勉強してきた自分が、
まさか全く縁の無い分子生物学にドップリ漬かることになるとは
予想もしていませんでした。
部屋の設備や扱う器具、専門用語に至るまで
何から何までワケワカメな状態なのですが、
いつまでも
「いや~、僕の専門は分子生物学じゃないんでわかりません。」
なんて言っているわけにもいきません。
実務と同時進行で独学です。
ハタチ前後の大学生がお金を払って学校で勉強することを、
会社で仕事の合間に勉強するなんて不思議な感覚ですが。
幸いなことに、同期の中で学生時代に分子生物学を専門に研究してきた
子がいるのですが、難易度の低い入門編の本を貸してもらうことができました。
配属された部署は違っても、実験室は同じだったりして相談しやすかったですし。
んで、貸してもらった本をパラパラと眺めてみると、
そこには大量の書き込みやアンダーライン、付箋などが。。。
本そのものもそんなに古い物ではないのですが、
かなり使い込まれたようで、ボロボロでした。
実はその子は京大院卒なのですが、
こういうのを見ると、やはり本業にしっかり取り組んできた人にはかなわないなと実感してしまいます。
やれ世間では学歴だけが全てではないとか、人間関係やスポーツなど
勉強以外にも大切なことは他にも有る的な
甘々な意見を耳にすることも多いですが、
やるべきことをほったらかしにして好きなことに逃避する人間と、
やるべきことをきちんとこなした上でプライベートも充実している人では
備わっている中身が全然違う。
まぁ専門性の高い分野の仕事なんで、自分の専門以外の人は皆頭が良く見えてしまう面もありますし、
その京大出身の子も配属されていきなりバリバリ仕事をこなしているわけでもなく、
たまにはポカミスをしたり落ち込んだりすることもあるようですが。
自分の専門分野とは異なる部署に配属された今思うことは、
大学での勉強なんて、確かに直接役に立つことは少ないということです。
自分の専門分野をそのままズバリ続けられる人なんて、まずいません。
では大学の勉強なんて役に立たないのかと言うと、そういういうワケでもないと思います。
要は、今自分に課されている課題をどれだけのレベルで達成できるか?
という観点での練習をしている面もあるんですよね。
例えば学部生であれば、さしあたっては試験で点数を取ることが仕事なのですが、
常に100点を目指す人と、単位をもらえる最低のラインで妥協する人とでは
内面の成長が大きく変わってきます。(僕は後者でしたが)
さらに研究室に配属されれば研究テーマが与えられるワケですが、
これもぶっちゃけ、自分の研究に大きな進展があろうがなかろうが、
あからさまにサボっていない限りは卒業はできます。
しかし、社会に出てからは求められるもの大きく異なります。
例えば製造業。
ある製品を開発するときに、社員が
「もうシンドイから、これくらいで上市してしまおう。」
と妥協してしまっては、良い製品ができず、会社の業績は悪化します。
「確かに製品はイマイチだけど、これを作るために努力はしたんだ!」
なんて主張したところで、客は買ってくれません。
当然ですね。
サービス業だって似たようなものだと思います。
このように仕事なり勉強なり、本業に妥協せずに高いレベルを求めてきた人は
やはり立派だなぁと思います。
もっと早くに気が付くべきだったと反省しているのですが、
まぁ過去には戻れませんしね。
とにかく、まずは今自分が向かい合っている課題に対して
どれだけのレベルのアウトプットをしていくのかを意識して取り組んでいきたいと思います。
7/17(日)
先日の日記には真面目なことを書いてしまったので、
今回は砕けた内容の出来事でも書いてみようと思います。
先日、ウチの事業部で期中会議が開かれたのですが、
その中には新入社員の自己紹介もありました。
自分の生い立ちやら趣味やら学生時代の研究内容などを
パワポで10分程度の時間で発表すると言うものでした。
せっかくなので、趣味のスライドではサーキット走行の動画でも
紹介しようと思い、パワポに取り込んだのですが、
発表に使うスムーズに動くかどうか事前に確認しておかなければなりません。
そこで会議の進行係りの先輩社員に相談しに行きました。
僕 : 「スイマセン。期中会議のファイルを作ってみたんですけど、確認したい事がありまして。」
先輩 : 「あぁ。どうしたの?」
僕 : 「スライドに動画を使ってるんで、きちんと動くか発表用のパソコンに入れて動かしてみたいんです。」
すると、そのとき偶然後ろを通りかかった事業部長のMさんが一言。
部長 : 「何ぃ?
入れて動かしてみたいだって!?」
。。。
Mさん、その言い方、とんでもなくヤラしいですって。
セクハラで訴えられちゃいますよ。
巻き添えを食うのは僕なんですから。
+++
で、会議の発表の方はと言うとボチボチ普通にできたと思います。
しかし、その後の新入社員歓迎の飲み会からが大変でした。。。
ウチの事業部は社内でも一番飲みが激しいと聞いていましたが、
あれほどまでとは。。。
良い年した大人が二次会のカラオケボックスで飛び跳ねたり床に転がったり、
挙句の果てには終電逃してたりしてましたからね。
ノリが良いと言うか、小学生のような騒ぎ方でかなり疲れました。
いや、マジな話、この会社でやっていけるか心配。。。
さらにカラオケの後は別行動していた例の部長が飲んでいるスナックに
合流なんてことになってしまいましたし。
一応、名目は新入社員歓迎会なんで、途中で帰れないんですよね。。。
徹夜は何とか免れましたが、人付き合いや酒の飲み方も
うまいことやっていかないとダメですね。
実は飲みの場で他の先輩社員に、
僕の職場の直上にあたる女の先輩(Iさん)について感想を聞かれたんで
「いや、あの人
ちょっと怖いですね。。。」
と、飲みの場なんでポロっとホンネが出てしまったのですが、
あっという間に巡り巡って本人の耳に入ってしまい、
本人に速攻で呼び出されて説教されてしまいました。
Iさん : 「ちょっとHRT君。影で私の悪口言ってらしいやないの!
私が怖いってどういうこと!?」
僕 : 「いやいやいや!そんな滅相も無いです。
仕事の厳しさをビシバシ教えて頂いて有り難いと思っています!」
とかフォローしたりして。
って言うか、「どういうこと!?」って凄んでいる時点ですでに怖いんですが。(泣)
さすが、ウチの事業部で部長に次ぐナンバー2と
影で噂されるだけのことはある。
っつか、マジでこの会社でうまくやっていく自信がなくなりつつあるのですが。(泣)
7/26(火)
会社で受けた健康診断の結果が返ってきました。
どこか悪いところはあるかな~と目を通していると、
指導コメントのところに
「目が悪い」
とズバリ書かれていました。
ちょっとショックだったな。。。
そりゃ、頭が悪いとか性格が悪いとか育ちが悪いとか
生まれた星の元が悪いとか言われるよりはマシですが。
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