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エアコン吹き出し口交換
AE系の他の車種ではどうかわかりませんが、
AE111レビン・トレノの純正のドリンクホルダーは非常に使いにくいので誰もが悩んでいるはず。
そもそも、シフトチェンジするときに手が当たる位置に缶が置けるか!
おまけにCDも取り出せないではないか!
これはさすがにもうちょっと頭を使って設計して欲しかったと思いますよね。
で、エアコンの噴出し口に取り付けるタイプのドリンクホルダーを使用している方も多いと思います。
しかしコイツの欠点は、衝撃や重みにより噴出し口のフィンを折ってしまうことです。
実際、私の車も中古ですが納車された時点ですでに折れていました。
始めは段をズラして使用していたのですが、最後はとうとう全ての段が折れてしまいました。
鼻血出そうでした。
その時の気持ちを顔文字で表すなら、
( ̄□ ̄;)!ガーン!
というカンジでしたね。
当然、ドリンクホルダーは使用できないし、
折れたフィンが視界に入って見栄えが非常に悪かったです。
そこで意を決してディーラーで修理の見積もりを出してもらいました。
確か、工賃込みで2万円くらいだった気がします。
高い!( ̄□ ̄;)!ガーン!
でも実はこの金額は、噴出し口周りの内装を剥がして型枠ごと新品に交換してしまうからなんです。
部品そのものは3000円程度ですが、工賃が高いのです。
当時、私はディーラーで修理してもらう以外の選択肢が思い浮かばなかったので、
泣く泣く我慢することにしました。
時は流れ、車関係の知り合いも増え、自分で車をいじることを始め、解体屋に出入りすることも覚えました。
で、知り合い数人と一緒に解体屋に行ったとき、ふと
「私の車のエアコンの噴出し口のフィンが折れているんですよ。何とか直せませんかね?」
と尋ねてみたんです。
すると、その知り合いは
「あぁ、そんなの簡単じゃん。ほれ。」
っと、ものの5秒で解体車からフィンを取り外して見せてくれました。
必死になって接着剤で修復しようとしたり、ディーラーで見積もりを出したり、
長い間見苦しい見た目に我慢していた自分がアホみたいに思えました。(笑)
やはり持つべきものは経験豊富な友人です。
チューニングパーツの知識より、こういう知識の方がよっぽど役に立つってモンです。
というワケで、前置きが非常に長くなりましたが、
エアコンの噴出し口の交換の方法を紹介しましょう。
車両はAE111レビン・トレノの例ですが、おそらく他の車種でも同じ方法が通用すると思います。
まずマイナスドライバーなどを差し込んで噴出し口をこじって手前に引き出します。
傷付き防止のために、ドライバーの先にはビニールテープなどを巻くと良いです。
外れるとこんなカンジです。
ドライバーにテープを巻いてなかったので外枠にちょっと傷が付いてしまいましたね。
まぁ解体車だからいいや。(良くねぇ。)
あとは折れていない物を再び押し込んではめ込むだけ。
どうです?簡単でしょう?(笑)
私が見比べた結果では、AE111レビン・トレノの助手席側と中央の2の口は多分同じ形状です。
運転席のドア側はそれより少し小さいです。
部品はディーラーや部品共販で注文でますし、中央の2個セットになったものは
確か3000円くらいで、それ程高価ではなかった記憶があります。
助手席側や運転席側はもう少し安いのではないかと思います。
しかし必要のない外枠が付いてきますし、
そもそもこの程度のモノを新品で買うことはないですよ。
解体屋で探しましょう。
何百円のレベルですよ。きっと。
ディーラーが上記の簡易的な方法で交換しないのは
別に工賃をボッタくるためではなく、立場的な問題のためと思われます。
たとえ小傷でも客の車に傷を残すわけにはいかないのでしょうね。
そのための2万円を高いと思うか安いと思うかは人それぞれ判断の別れるところだと思います。
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2005.1.4(火)作成
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