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トムス ファンネル


〜〜〜私とトムスファンネルとの出会い〜〜〜

あれはいつだったか、とあるサイトの掲示板でVTCの配線のことで悩んでいた方がいました。
ちょうどその頃、私の車にはVTCが付いていたので、
その方とメールのやり取りをして問題を解決しました。
その方はとても喜んでくれて、お礼に

「私が使ってないパーツの中で何か差し上げましょうか?」

と言ってくれました。
偽善者(笑)の私は
「そんなに気を使って頂かなくて結構ですよ〜。
(えっ?えっ?何をくれるんだろう?ワクワク♪)」

と返事をしたのですが、何とその方がくれたのがトムスのファンネルでした。
この品はF3(だっけ?良く知らない。)にも使われているパーツで、
AE101用のカーボンインダクションボックスとセットで販売されていたもので、今は絶版の品です。
ファンネル単品でもヤフオクで2万円は軽く超える貴重な品だということは知っていたので、

「さすがにそんな貴重な品を頂くことはできません。」

と遠慮してみたのですが、相手の方にも

「私の車の仕様には合わない物ですし、使ってない物なので〜〜〜」

と言って頂いたので素直に頂きました。
これが私とトムスファンネルの出会いです。(笑)

当時、私は純正のファンネルをカットした物を使っていて、

「皆はトムスは良い!って言うけど、そんなに違うモンなのかなぁ?」

と思っていました。
取り付けにあまり乗り気でなかったのは、AE111に取り付けるためには
ファンネルを加工する必要がある、という点もあったためです。
しかし、人から頂いたものを転売するワケにもいかず、しばらくは放置プレイでした。(笑)
しかし、とある別の方から
「それは付けないと損ですよ。加工して付けましょう!」
との意見を頂き、取り付ける決心をしました。



上から見た図。そういえばファンネルって「じょうご」とか「漏斗」って意味なんですよね。

〜〜〜加工&取り付け〜〜〜

トムスのファンネルをAE111に取り付ける際の問題点は二つあります。
まず、ファンネルのネジ穴の位置がインダクションボックスの穴と合わないという点です。
二つ目は一気筒目ファンネルがインダクションボックスと干渉することです。
では順を追って説明しましょう。


まず、ネジ穴の問題ですが、こちらはファンネルのネジ穴を削って広げました。



AE111の純正ファンネルのネジは使えませんので、ホームセンターで合う物を探して買ってきました。
ステンレスなど錆びないものがベターです。
あとはワッシャーを噛ませてスロットルに固定します。
ネジのかかりが少し甘くなるので、取れたりしないのかな?という心配がありますが
そこにはネジロックを使用するなど細心の注意を払ってください。
あと、取り付けの際には径の中心がズレないようにも気を使わなければなりません。
削ったときに出るバリもきちんと取ってくださいね。
カスがエンジンに入るとブローの危険もあります。


次にインダクションボックスとの干渉ですが、
これについてははボックスを叩き出すかファンネルを削るしかありません。
今回はボックスを少し叩き、ファンネルも削りました。


指が写った。。。(汗)





↑一気筒めのファンネル。

ボックスは雑に叩くと外枠が歪んで噛み合わなくなったり、
隙間から空気を吸引したりします
ので気をつけてください。
ファンネルを削りたくない場合はとにかくボックスを叩くしかないです。
叩き出すと言っても、ただ入れば良いというワケにもいかず、
ファンネルの口とボックスの壁面に空気が十分に流れるスペースを確保してください。
ボックスを叩いた後は塗装も忘れずに。
塗装しないとサビます。


完成するとこんなカンジ。


カッコイイ!(^.^)


〜〜〜インプレッション〜〜〜

純正ファンネルをカットした物からの取替えだったので、大きな違いは感じられませんでした。
しかし低・中速トルクと燃費はむしろ加工したファンネルよりも良くなりました。
ファンネル単体での効果ではありませんが、パワーチェックの結果を見れば差は歴然です。
高回転域が悪くなりましたが、それはVVTCと燃調も含めたセッティングに問題があったからだと思います。
音は高回転域でキュイ〜ンッと聞こえます。
ただ、音に関してはエアクリの音もあると思います。
TRDの純正交換タイプから純正に戻したら音が小さくなりましたし。

機会があったら純正ファンネルと乗り比べてみたいと思います。


ちなみにそれまで使っていた純正加工ファンネルです。







加工に必要な工具を持っていて腕に自信がある方は自分で加工に挑戦するのも良いと思います。
無理な方はリンクにあるADC−TECHというショップに相談してみてください。


純正に戻した理由

1.燃調コントローラーを取り外したため、吸・排気系もノーマルに戻すことに。
2.加工したファンネルが知らないうちに欠けてしまい、使用するのは危険と判断。




やはりファンネルを削るのはリスクを伴います。
今回は幸いカケラがエンジン内部に入ることはありませんでしたが、
万が一入ってしまっていたら、確実にブローしていたと思います。
よほど加工の自信が無い限りは、お勧めしません。
ボックスの方を叩きましょう。


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2005.1.9(日)更新

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