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プラグ
最近の車ではそういう傾向はありませんが、プラグは一応消耗品です。
長い間交換していなくても、特に大きなトラブルが発生することは少ないですが、
ある程度走ったらリフレッシュを兼ねて交換するのも悪くないと思います。
さすがに箱の説明書きにあるように、1万kmとか2万kmで交換するのはもったいないですけどね。
純正から社外のプラグに交換する場合は、プラグはプラグコードとセットで交換した方が良いようです。
と言うのも、社外のプラグやプラグコードは抵抗が少ない設計になっているからです。
もしプラグとプラグコードの片方のみを社外品に交換してしまうと、
エンジン不調の原因に可能性があるようです。
実際に問題が出たという話はあまり聞きませんが。
熱価7番相当のプラグは火花ギャップが0.6〜0.7mmに調整された状態で売られている場合が多いです。
これに対し6番の火花ギャップは1.0〜1.1mmに調整されて売られています。
この火花ギャップの違いは主にターボ用かNA用かの違いのようです。
火花ギャップは狭い方が火花が飛ぶには有利ですが、
あまり狭すぎると狭い隙間に燃料が分布することができずに、爆発が広がりにくくなります。
プラグとコードの抵抗を減らして、最低限の火花エネルギーが確保できているのなら、
火花ギャップはある程度までは広い方が有利なようです。
ただし広くし過ぎると火花が飛びにくくなります。
ターボ車はその特性上どうしても要求電圧が高いために、火花ギャップを広くできないようです。
ということで、私の場合は火花ギャップは4A-GEに適していると思われる1.0〜1.1mmに調整しています。
ギャップの調整は、電極の太い方を叩いたりペンチで曲げたりして調整します。
あまり何度も調整したり、中古の物を曲げると
金属疲労で折れてしまったりするので気をつけましょう。
個人的には点火系のチューニングはデメリットが少ないように思えます。
吸・排気系に手を加えてしまうとその他のセッティングを見直す必要が出てきますが、
火花が強くなる分には何ら問題も無いと思いますし。
熱価については高い方がエライとか高性能という意味はありません。
自分の目的と用途に合わせて選びましょう。
プラグの焼け具合も判断できないのに番手を上げるのは愚の骨頂です。
まずは純正の番手を使ってみて、焼けすぎたら上げていけば良いでしょう。
短距離運転が多いとか高回転まで回さないのに番手を上げても、
カブるだけでメリットなどありません。
私の場合は街乗りメインですが、たまにサーキットを走るので
純正の6番から7番を使用しています。
焼け具合もたまにチェックしますが、ほど良く焼けているので問題はないと考えています。
NGK IRIWAY
使用期間の短い物を知り合いから安価で譲ってもらいました。
今まで7番を使用してきましたが、今回も7番です。
5万km使ったTRDのプラグから交換しましたが、
ちょっと加速が良くなった気がします。
リフレッシュにはなったということでしょうか。
TRD イリジウム
TRDのイリジウムプラグのIK22(熱価7相当)。
極細径0.4mmのイリジウム合金中心電極を採用しており、
レスポンスの向上、加速性能アップ、アイドリングの安定とエンジン音が静かになるようです。
効果の程は実は良くわかりません。(^^;
車を中古で購入した時点から、すでにDENSOのイリジウムパワーのIK20(熱価6相当)が
付いていたので、この交換ではそれほど体感する程の効果はなかったように思えます。
プラグを交換したときは、エンジンに息継ぎの症状があり
とにかく原因になっていそうなところを探していました。
プラグが息継ぎの原因だとは考えてはいませんでしたが、この機会に交換したものでした。
結局、息継ぎはプラグではなくスロットルの汚れが原因だということが後日判明しましたが。。。
説明書きには2万kmで交換みたいに書かれていますが、
5万km使っても特に問題はありませんでした。
パワーは徐々に落ちてくる感覚はありましたが。
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2005.1.25(火) 更新
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