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純正レゾネーター加工


レゾネーターを辞書で調べると「共鳴器」や「共振器」と載っています。
車におけるレゾネーターの役割は主に吸気音を小さくすることと、
急にアクセルを踏み込んだときのための空気溜めです。
吸気の配管をよく観察すると、その先端はバッテリーの脇にあることに気が付くと思います。
しかし先端はその1箇所だけでなく、実は途中で二股に分かれてレゾネーターに繋がっています。
オフ会などで他の方の吸気レイアウトを見てみると面白いです。
このレゾネーターを取り外してしまい、その代わりに自作のアルミ製のダクトを引っ張っている方もいます。

このレゾネーター加工の目的は、レゾネーター前部をカットすることにより
ラム圧を稼ごうということがあります。
ラム圧が増せばNAエンジンでも慣性過給の効果を得ることができるだろう、という狙いです。
実際は吸気のメカニズムをを一言で言えるほど単純な問題ではありませんが。。。
まぁ何事も試行錯誤という事で。(笑)

下の写真はレゾネーターがいる場所です。
写真はすでに取り外した後のものです。
レゾネーターはネジ3箇所で固定されていますが、この位置にまず2箇所あります。



もう1箇所のネジはヘッドライトの下にあるので、ヘッドライトを外さないといけません。
バルブを割ってしまったり、手を切らないように気をつけてください。




レゾネーターの比較です。
左は加工前、真ん中が加工済み、右はAE101の加工済みレゾネーターです。




で、肝心の効果はと言うと、実は同じ日に純正ファンネルを加工してしまったため、単独での効果はわかりません。
一応インプレをしておくと、低速トルクが若干落ちましたが、高回転域は鋭く吹けるようになりました。
でもこれって、やっぱりファンネルの効果のような気が。。。(汗)

注意点としては、レゾネーターをカットしたら切り口に抵抗にならない程度の
網などを貼っておくと良いと思います。
虫やゴミを吸い込んでしまうからです。
まぁ仮に吸い込んだとしても、エアクリが遮ってくれるので大丈夫ですが、
エアクリが汚れるのは早くなりますね。
砂埃なども吸い込みやすくなります。
しかし、それ以上に気を付けないといけないことは、水を吸い込むことです。
まぁコレもよほどのことがない限りはエンジンまで到達することはないと思いますが、
それでも本来は塞がっている口をガバッと切り開いてしまうワケですから
大きな水溜りを通るときなどは気分的に良くないです。



純正に戻した理由
燃調コントローラー取り外しにより、吸・排気系をノーマルに戻すため。


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2005.1.30(日)作成

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