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お勧めアイテム USBブランケット

<概要>
・真冬の車内でお勧め。
・素早くじんわり暖かい。
・そこそこの値段で購入でき、コスパが良い。





<背景>
真冬の車、エンジンが温まらないと暖房も動き始めません。
これは基本的に車の暖房はエンジンの排熱を利用しているからです。
エンジンを冷却するための冷却水の熱を暖房に活用している、という仕組みです。

電気自動車や高級車、もしくは別途ヒーター関連のオプションを装着した車には
PTCヒーターという、電気ヒーターのような装備が装着されており、
エンジンが暖まっていなくても電気を使って熱を発生させることもできます。
しかし世間一般的にも、こちらは少数派と思います。

以前にシートヒーター付きの車に乗っていたことがありますが、
この装備は本当に良かったです。
電熱線のヒーターでシートが暖まる仕組みなので、
スイッチを入れた瞬間から暖かかったです。
しかし、今乗っている車はそのような装備は無い。。。

一般的な車はエンジンが暖まるまで我慢するしかありません。
運転時間が長い場合は、最初少しの時間我慢すれば良いのですが、
短距離通勤などでエンジンが暖まる頃に目的地に到着してしまう場合、
ほぼ暖房無しで過ごすことになります。

そこで購入したのが、USBブランケット
正直、こういうアイテムって性能もイマイチで、
子供だましのような物だろうと思っていました。
が、実は意外と使えるものでした。
というか、最初は室内で使おうと思って買ったが、
車内使用の方が適していた、という順番でした。





<評価>
個人的な評価です。
・価格 2,000円くらい~ 〇
・暖かさ 〇
・暖まる早さ 〇
・洗濯可否 可〇
・電源 USBコード 〇

暖かさに関しては、正直すごく暖かいという感じではありません。
ほんのり暖かい、くらいです。
しかし真冬の朝一番にはこの程度の暖かさでもありがたいです。

暖まる早さも〇です。
ほんの1分程度でじんわり暖かくなります。
ただ、付属のブランケットは生地が薄めなので、
別に厚手のブランケット(ひざ掛け)と組み合わせると効果的と思います。

電源はUSBコードで、家の中で使うなら使い勝手が悪いところですが、
車内であればそれほど邪魔になりません。
プラグも挿しっぱなしでOKです。

価格も2,000円程度からあるのが良いです。
もし車にオプションでシートヒーターを付けるとしたら、大体5万円くらいでしょうか?
場合によってはシートヒーター単独では注文できず、
寒冷地仕様などという名目で他の装備とセットにされて
15万、などという場面も見かけます。
それが2,000円程度でできる、という点ではコスパ抜群です。

しかも、シートヒーターの場合、エンジンが暖まって温風が出せるようになったら
シートヒーターをOFFにしてしまって使わなくなってしまう場合もあります。
私が過去に乗っていた車(初代コペン)のシートヒータの場合、
確かに暖かかったですが、むしろ動作が強すぎてつけっぱなしにすると暑かった記憶があります。







<マイナス点>
・物が増えて邪魔
・頻繁に乗り降りする時にかぶせる、どかす、が面倒
・配線が邪魔、見苦しい
・車のバッテリー負担が心配

弱点は概ね上記ですが、邪魔という点を解決するには車の装備でシートヒーターかPTCヒーター、
配線をなくすにはモバイルバッテリーのようなものを内蔵したタイプになると思います。
しかし先のように車のオプション装備は高価ですし、後付けできない。
モバイルバッテリータイプだと、また充電の手間が必要ですし、
そのバッテリーの寿命の問題も出てきます。

車のバッテリーの負担(劣化)については確かにあると思いますが、
所詮はUSB機器程度の消費電力なので、気にするレベルでは無いかと思います。
アイドリングストップ車の場合はエンジン停止中は車のバッテリーに完全に頼る形になりますが、
そもそも真冬のエンジン暖気前の場合、アイドリングストップも作動しない場合が多いです。
(早くエンジンを暖めるための制御)
このエンジンが作動している場合、発電も常に行われていることになるので、
電力消費は問題にならないと思います。

ちなみに現在、私の車はノートの初代e-Powerです。
e-Powerの特徴はエンジンは発電専用で動力はモーター、
エンジンを効率良く作動して燃費も良い、というのが武器なはずなのですが。。。
真冬の短距離運転ではこのメリットが全然活かせず、燃費もガタ落ちです。

というのも、外が寒い、エンジンが暖まっていないと、とにかくエンジンが常にかかりっぱなしになります。
そこで作った電気を走行用バッテリーに充電してくれるならまだ良いのですが、
走行用バッテリーが満タンになってしまった場合(というか常にほぼ満タン状態ですが)、
電気が作られるわけでもなく、ただエンジンを暖めるためだけにエンジンが作動し続けてしまいます。
つまり、普通のアイドリングストップ機能も付いていないガソリン車とほぼ同じ状態。
こうなると、ハイブリッド車でもなんでもなく、ただの音がうるさいガソリン車です。

こんな動作させるくらいなら、日産にはe-Power車には
シートヒーターとPTCヒーターを標準装備にして欲しかったですね。
そうすれば発生した電気も少しでも有効活用でき、なおかつ人も快適なのに。
コストの問題でできないんでしょうけど。

ということで、余談でしたが、エンジンの発熱の少なく、電気を活用するハイブリッド車には
何かしらの電気式ヒーターを組み合わせるのが相性が良いのかな、と思います。


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2022.2.17(木)更新

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