楽天経済圏で全て得な状態を作り出す
<概要>
・クレジットカード、携帯電話、ネット回線、銀行などを楽天に統一する。
・単独でもサービス内容は優秀。
・組み合わせによるポイント倍増効果が大きい。
<オトク度 ★★★★★>
得られるポイントが圧倒的に増える。
<手軽さ ★☆☆☆☆>
最初の手続きが大変。
<活用範囲 ★★★★★>
サービスの幅が広い。
<お勧め度 ★★★★★>
手続きは大変だが、継続するのはラク。
<メリット>
楽天のサービス(クレジットカード、銀行など)は優秀なものが多いです。
単独でも十分利用価値がありますが、組み合わせにより得られるポイントを圧倒的に増やすことができます。
各種サービスを同じ会社にまとめることを「経済圏に入る」と言われています。
得られるポイントが増える仕組みは、主に楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)です。
楽天市場で買い物する場合、他社のクレジットカードで支払いするとポイント付与は1%ですが、
楽天カードで支払えばポイントが4%になる、というような仕組みです。
このポイントを増やす対象のサービスが多いため、いろいろなサービスを楽天にまとめると
常に高還元率(概ね10%以上目標)で常に買い物ができるようになります。
楽天市場には他にも効率的にポイントを稼ぐコツがありますので、それらのタイミングとの組み合わせにより、
還元率を20%くらいまで高めることも可能です。
また、獲得したポイントを無駄なく使う方法も紹介していますので、参照してください。
ちなみに、楽天以外の経済圏にはヤフー・ソフトバンク・SBI系列(Tポイント)もあります。
特典も充実しており、携帯電話を楽天回線にするのに抵抗がある方はこちらを選択するのが良いかもしれません。
しかしヤフー系はTポイントからPayPayへの切り替えで
足並みが乱れているように思えます。
イオンにも実店舗、銀行、格安スマホなどのサービスがあり経済圏に近い体制がありますが、
サービスの網羅という点では不完全ですし、特典も少ないです。
以上より私は楽天系列に固めています。
<楽天の個別サービスの特徴>
①ネット通販
→楽天市場、楽天ブックス
<単独でのメリット>
・品揃えが豊富
・楽天ブックスはほぼ送料無料
・ふるさと納税に対応している
<組み合わせのメリット>
・他のサービス利用でSPU倍率がアップ
・ポイント倍率アップにより、何を買うにも
「トータルで結局楽天市場が一番安い」という状態を作り出せる
②クレジットカード
→楽天カード(楽天ゴールドカード)
<単独のメリット>
・ポイント還元1%、まずまず
・楽天カードは年会費無料
<組み合わせのメリット>
・楽天市場で使用するとポイントの倍数アップ
・楽天ゴールドカードにすればポイントの倍数はさらに向上
③携帯電話
→楽天モバイル
<単独でのメリット>
・格安スマホであり、節約になる
<組み合わせのメリット>
・楽天市場のSPU倍率アップ
④自宅ネット回線
→楽天ひかり
<単独でのメリット>
・大手からの乗り換えで月額利用料の節約になる
<組み合わせのメリット>
・楽天市場のSPU倍率アップ
⑤ネット銀行
→楽天銀行
<単独でのメリット>
・給料の振込口座指定で他行への振込手数料が規定回数無料
・振込などでポイントが付く
<組み合わせのメリット>
・楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジで連携させると普通預金の金利が大幅に向上
・楽天カードの引き落とし口座指定で、楽天市場のSPUの倍率がアップ
⑥証券会社
→ 楽天証券
<単独でのメリット>
・株の購入手数料は業界最安値水準
<組み合わせのメリット>
①楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジで連携させると普通預金の金利が大幅に向上
ただし2022年4月から金額に300万円までの上限追加。
②楽天ポイントを含めて投資信託または米国株式購入で楽天市場のSPUがアップ
ただし2022年4月から複雑な条件に変更。
楽天証券の条件に付いてはルールが複雑なため、公式ホームページの説明を読むのが確実です。
楽天証券の説明ページ
<デメリット>
携帯電話のキャリアや銀行、証券会社など、個別には「こっちのサービスの方が優れているのにな」とか
「こっちを使いたいのにな」と思うことがあっても、ある程度は我慢する必要があります。
また、携帯電話や光回線などは乗り換えるのに非常に手間がかかります。
また楽天のサービス全般に言えることですが、広告のメールがたくさん届くようになります。
この辺りはきちんと不要なメールは配信しない設定にする、
くじ引きメールなどをクリックしない(くじに参加することによりメールが届くようになる場合がある)、
捨てアドレスを登録する、など工夫が必要です。
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2022.2.20(日)更新
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