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純正エキマニ サーモテックバンテージ巻き




純正のエキマニにサーモテックのバンテージを巻いたもの。
目的は
1 エキマニからの熱による吸気温度の上昇を防ぐ。
2 エンジンルームへの熱の放射を抑え、他のパーツの熱的負担を減らす。
3 排気効率のアップ。(気体は温度が高い方が流れの抵抗が少なくなる性質がある)
4 水温、油温の上昇を防ぐ。(ラジエーターやエレメントに熱が伝わることを防ぐ)
などです。
ちなみに、写真では遮熱板にステッカーを貼ってありますが、
こんなところにステッカーを貼ってはいけません。
3日で焦げました。(汗)


バンテージ巻きには欠点もあります。
それはオイルエレメント交換時にオイルがこぼれてバンテージに染み込んでしまうことです。
エレメント交換時はダンボールやタオルを用いて、バンテージにオイルがかからないようにししてください。
万が一オイルがかかってしまったら、スチームなどで念入りに洗い流しましょう。
対処せずに走行してしまうと、走行中に発火する可能性もあります。

バンテージ巻きの効果としては低速トルクが増したように思えます。
パワー測定でもカタログ値よりもトルクが出ていることから、それなりに効果はあったと思います。
費用もそれほどかかりませんし、お勧めです。

バンテージはサーモテックのもので、2インチ(50.8mm)×15m。
また端を縛るためのステンレスバンドとクリップは別売りでした。
両方購入して大体一万円だったと思います。
通販ならもう少し安くなるかもしれません。
ビリオンやSARDのものと比べると、いくらか安いですね。
店で買うときに店員に相談したところ
「純正のエキマニで取り外さずに巻くのなら、布が薄いサーモテックのものが良い。」
とのアドバイスを頂いたので、素直に従いました。



↑バンテージの箱


↑別売りのクリップ。


実際、自分で巻いてみた感想として、
「確かにこれ以上厚いものだと巻けないだろうな。」
と思いました。
ちなみに作業を依頼したときの工賃は10,000〜15,000円くらいが相場のようです。

巻きつ付けの作業は自分で行いました。
サーモテックはアメリカのメーカーなので、箱も説明書も全て英語。
が、当然そんなもの読むワケがない。(爆)
前々からいろんなサイトで予習しておいたように、作業に取り掛かりました。
バンテージを適度な長さに切って、水に浸してから巻きつけ。
エキマニは取り外さずに、ラジエーターとの間に手を突っ込んでの作業でした。
手を擦りむきそうな作業だったので、台所用の厚手のゴム手袋を用意。
まずは遮熱板の取り外しですが、このネジがまた固いのなんのって。(汗)
熱で固着して外れない。力ずくで外そうとしたら手が滑って思いっきり擦りむきました。
初っ端からいきなりヘコむ。(+_+)

残り二つのネジにはCRCを吹いて、取り外しを試みました。
すんなり外れて感動。(^-^)
今回は幸いにもボルトもネジ穴も無事でしたが、
固着してボルトが折れてしまうこともあるようです。
CRCは最初にタップリ吹いておくと良いと思います。
ただし、エキマニが十分冷えた状態で、ですね。


エキマニを外すとこんなカンジ。
オゥ、コイツはまさにタコ足だ。(^^;



この隙間に手を突っ込んで作業したワケですが、妙に狭い。
ひたすら狭い。狭すぎる。(+_+)
これは工賃1万円払っても「やってくれ!」と頼む人はいるかもしれませんね。
巻くときは間の狭いパイプから巻いた方が良いと思います。(・ω・)ノ
楽なところから巻くと、後で手の付けようがなくなりそう。

上から手を突っ込んでの作業では、せいぜい4-2-1の2の部分で精一杯です。
本当はフロントパイプまで巻きたかったが、断念。
車の下にもぐれば巻けるかもしれません。

ちなみにバンテージは15m全部は使用せず、5〜6mくらいは余りました。
フロントパイプまで巻くのであれば、15mでちょうど良い長さかもしれません。
ビリオンのバンテージなどは確か10mとか5mでも売っていたと思いますが、
10mではカットの仕方や巻き方によっては、ほんのちょっとだけ足りなくなる可能性があります。
10mでちょうど良いかもしれないし、もし足りなければ5mだけ買い足しするのも悪くないかもしれません。


試行錯誤で作業を進めましたが、ゴム手袋をしていても手は傷だらけ。(泣)
ステンレスバンドを締め付けるのに爪もモゲる、腰も痛いという始末でした。
途中でヘコタレそうになりながらも作業を進め約3時間で巻きつけ完了。
巻き付けが完了した時点での写真です。




1番上の画像と比べると、色が白っぽいのがわかりますね。
慣らしが終わると1番上の画像のように茶色っぽくなりました。

巻き付けが完了した後は、しばらくアイドリングでバンテージを乾燥させましたが、煙が出るわ出るわ。
匂いも甘いような香ばしいような妙なカンジ。
5、6分アイドリングして様子を見ましたがみるが、
湯気がおさまりかけてきた所で待ちきれなくなって試運転へ。
が、コレがまずかった。(汗)
ボンネットの隙間から湯気がモクモク出るもんだから、信号待ちの度に他の車から注目されました。
故障じゃないから、そんなに見ないでヨ。(/o\)
結局、湯気がおさまるまでは30分くらいかかりました。


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2007.2.17(土)更新

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