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私が持っている株の紹介(日本株編)
<経緯>
私が本当に持っている株の一部を紹介します。
一時期、株の勉強系のYouTubeを見て勉強をしている時期がありました。
確かに勉強にはなったのですが、
そのサイトでお勧めしている株を
実際にそのサイトの作成者が自分で所有していないことがわかり、
急に興覚めしてしまった経験がありました。
まあ、それは実際には無責任なお勧めというわけではなく、
有名なYouTuberや芸能人など、いわゆるインフルエンサーが
自分が所有している株をお勧めとして紹介してしまうと、
それを見た人たちが対象の株を購入して株価が上がってしまい、
株価操作に該当してしまいます。
要は先に安いうちに自分が対象の株を仕込んでおき、
その後に自分の膨大な株のフォロワーに
「この株がお勧めです。」
と紹介し、株価が上昇したところで、
自分は売り抜けて利益を上げることができる、というわけです。
実際には「お勧め」とか「事実の紹介」なのか「架空の作り話」なのかがポイントなのですが、
「自分がお勧めだと思っている」という意見を言うだけなら問題ない、
とか
「先日発表された決算が好調だった。」という事実の紹介なら問題ない
とか
「まだ公表されていない、すごい新商品が出てくる。」など噂話や未来の予想だとNG
とか
「元々株価を操作するつもりで、皆で一斉に〇〇の株を買ってタイミングよく売り抜けよう」
(仕手など)
という株価操作の意思があるか、その実行する大きな影響力のある人か?あたりが
焦点のようです。
ここでは、私の持っている株の一部の紹介と、その保有理由、現状の状況紹介、考察を載せます。
現時点での紹介なので、市況によっては手放している可能性もあります。
(2021年8月現在の情報)
<保有株紹介>
・
イオン
(保有理由)
イオンの株主優待で3%キャッシュバックを受けるのため。
株主優待狙いです。
イオン全体の売り上げは特に伸びているわけではないので、
株価そのものの積極的な値上がりを期待しているわけではないのですが、
日本株相場そのものの上昇の恩恵もあり、長期的には株価も右肩上がりです。
実際の業績よりはイオンモールの賑わいなど、イオンそのもののイメージ、人気度の影響
スーパーだけでない金融やモールの不動産事業など、総合性への期待もあるかもしれません。
ただ、現在の必要額は100株で約30万円。
私が買った頃は運良く12万円くらいだったので、
今は大きな含み益を眺めながら余裕の気持ちでキープできますが、
これから株主優待の3%キャッシュバックのために
30万円でイオン株を買うか?と問われれば、
とても判断に迷うところです。
短期的にはまあまあの評価額マイナスになるときもあるでしょうし、
「優待目的だから」
と割り切ってそれを耐えられるかどうか?は人それぞれと思います。
配当も1%程度で、それほど良いわけではありませんし。
・
ベネフィット・ワン
(保有理由)
1%引きでnanacoを手に入れるのため。
株主優待と株価上昇の両方狙いです。
その目論見が見事に的中し、現在は購入時の株価の2倍近くになっています。
ベネフィット・ワンの事業内容は企業の福利厚生事業の代行斡旋ですが、
最近の流れとして企業の福利厚生は住宅手当くらいにとどめ、
他は外注、というのが一般的です。
確かに、会社が企画する社員旅行とか
会社が所有する保養所とかどんどんなくなっていってますし。
さらに、この手のサービスは一度契約を獲得すれば
そう簡単に他社に乗り換えるものではないので
安定したビジネスモデルを確率しています。
業績について、売り上げは微増という感じですが、
利益率が20〜30%と良く、高収益です。
私見では利益率10%を超えるかが、ビジネスとしての安定度の見極め閾値と思います。
(製造業か、それ以外かにも寄りますが)
ただ、これも今は100株購入に必要な額が約40万円と非常に高額です。
株主優待のためだけに今から40万円つぎ込むのは、
なかなか危険かな、と思います。
特に株価が急激に上昇をし始めたのは2020年半ば頃なので、
今飛びつくとすぐに下がってしまう可能性もあります。
配当利回りは1%程度、いまいちという感じです。
・
オリックス
(保有理由)
株主優待と配当の両方ため。
ダイヤモンド・ザイなどのビジネス雑誌での株主優待でも
ほぼ毎回お勧め上位にランクインする銘柄です。
株主優待として2,000円相当くらいのカタログギフトをもらえるだけでなく、
配当金も約4%と高配当です。
優待と配当の両方がここまで良い、という銘柄はほぼこれだけと思います。
株価は基本的に長期で見れば横這いです。
かなり典型的なシクリカル(周期的に上昇・下落を繰り返す)です。
そもそも利益を配当や株主優待の形で株主に還元してしまう会社は
自社の成長に投資するお金が減ってしまうため、
株価そのものがあまり上昇しません。
と言うことは、逆にこれ系の優待、配当狙いの銘柄は
いかに株価が割安の時に購入できるか?がポイントです。
割高の時に購入してしまうと、配当や優待は入手できたが、
評価額がマイナスになりやすくトータルでは損をしてしまいます。
なので、安い時期に仕込み、
優待と配当を受け取りながら、株価が高い時期になったら一度売却して利益確定、
その後株を保有していない時期に
チラチラと株価が下がってこないかチェックしておき、
下がったらまた購入する、という作戦が良いのでないかと思います。
(ただし業績が極端に変動しないことが前提。)
・
楽天
(保有理由)
これは正直、ただの応援目的です。
このサイトでも楽天経済圏を推奨していますし。
楽天は優待はありますが、内容はそれほど良くありません。
配当はゼロです。
業績も現在はCMでもお馴染みのモバイル事業に先行投資していて
赤字続きです。
普通に考えたら、現時点ですぐに買う理由はないのですが、
先ほど書いたように応援目的、
将来の企業成長のために先行投資している攻撃的な姿勢に期待して、という感じです。
10万円前後で買えますし。
・
アトム
(保有理由)
株主優待目的。
業種は飲食業で、親会社のコロワイドグループ、グループ会社のカッパ・クリエイトの
店舗で使えるポイントがもらえます。
この優待利回りがなかなか良いのです。
コロナ禍の現在、飲食業の株を買うのはかなり危険ですが、
(さらなる株価下落、優待の改悪や廃止、最悪の場合は倒産など)
株価は下げ止まっているようですし。
実は私はアトムは2010年頃のまだ株価200円くらいの頃に購入し、
10年近くホールドして4倍ほどになったところで
コロナが始まって売った、という経緯があります。
どうも会社方針として業績が厳しくても優待は続けて
店舗に来てもらう、という方針は継続しそうな雰囲気は感じます。
コロナが収束すればV字回復できると思うのですが、
そこまで赤字業績でも耐えられるか?がポイントと思います。
今のところ、保有していますが、
「やはり業績悪化の歯止めが効かないな」
となれば、その時マイナスでも損切りする可能性もあります。
・
アクリート
(保有理由)
ズバリ値上がりです。
業種は情報通信、何かの会員登録などする場合に
携帯電話の番号のショートメールで本人認証をすることがあると思いますが、
その代行サービスです。
ネットがさらに普及する中でセキュリティ対策にも必須の分野です。
これまで紹介してきた企業とはだいぶ毛色の違う会社です。
まず、市場がマザーズです。
わかりやすく言うとベンチャー企業のような感じで、
上場後の社歴が浅く、時価総額が小さく、値動きが激しい。
テンバガー(将来、株価が10倍以上になりそうな銘柄)候補として
ホールド中です。
購入してから株価は2年で2倍を超えました。
業績も好調、売り上げは急激に伸びていますし、
利益率も安定して18%程度(とても高収益)をキープ、
自己資本比率も80%付近で財務健全性も良い。
弱点が見当たりません。
リスクがあるとすれば、
・市場規模がどれくらいあるのかよくわからない、
・ライバル会社が現れたらどうなるのかわからない(ニッチな分野なんでしょうかね)
・時価総額が小さいので短期的には仕手などに振り回される
という点でしょうか。
・
日本電産
(保有理由)
目的は値上がりです。
業種はモーター、世界的なシェアも技術力も持っている巨大企業です。
今後自動車分野がエンジンから電気にシフトしていく、となれば
モーターの需要が増えるのは明確です。
業績も安定的に伸びていますし、利益率、自己資本比率もまあまあです。
ただ、
・現時点で時価総額7兆円の巨大企業がさらに株価上昇するのか?
・モーター分野が伸びることくらい、世界中の投資家がお見通し済み?
(すでに株価は充分上がっていて、期待するほど上がらない?)
あたりが心配材料です。
まだ最近買ったばかりで大きな株価の変動なし。
長期的にどうなるかな?という感じです。
ちなみに現在の株価は12,000円程度で100株買うには120万円必要。
そこまで出せないので、SBIモバイル証券の単元未満株購入で
10万円分くらいだけ購入しています。
・
SHIFT
(保有理由)
値上がり狙い。
事業はソフトのウェアのテスト事業。
時代の流れにもマッチしており、伸びしろ充分。
売り上げも毎年1.5倍くらいが5年以上続いているという驚異的な成長ぶり。
利益率は8%くらいと、非製造業、特にソフトウェア分野としては低めですが、
自己資本比率50%とそこそこの数値であることを見ると、
自社の成長に投資しているスタイルのようです。
配当もありませんし。
チャートも典型的な右肩上がり。
こういうチャートを見ると、初心者の方は
「いつか暴落がくるのでは?」
と心配になると思うのではないでしょうか?
確かに株価は一直線に動くものではないので、
短期的には10%くらい下がることもあるかもしれません。
しかし基本的に株価は人気投票、人気は普通は業績が伸びている会社に集まるので
(優待が人気の株もありますが、その場合は株価は上がり続けるのではなく、
下落時にある程度のところで踏みとどまるようなイメージ)
この会社の株価が暴落するのは、業績が悪くなった時と思います。
年に4回、四半期決算の業績をチェックしつつ
ひたすらキープで良いのではないかな、と考えています。
ちなみにこの銘柄も株価22,500円程度で100株購入には225万円もの大金が必要なので
SBIモバイル証券の単元未満株で保有しています。
上で紹介したアクリートと似たタイプですが、
アクリートはマザーズで時価総額100億円程度(すごく小さい)
SHIFTは東証一部で時価総額4,000億円程度(まあまあ大きい)ので
SHIFTの方が値動きが比較的激しすぎず、
仕手など怪しい仕掛けにも影響されにくい面があると思います。
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2021.8.21(土)更新
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